溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

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2024年の福岡ソフトバンクホークスに期待すること

いつのまにかこうなっていた。ううん、、、な、ここ何年かのホークス。育成のホークスって言葉だけが先走りしながら結局のところ育成にスターが何名かいることでドラフト指名選手が活躍しないところに蓋をしてたのですかね。西スポで報道されている今季の戦力外選手。髙橋純平 2015年ドラフト1位 佐藤直樹 2019年ドラフト1位まぁ、活躍してないから…で片づけるのは簡単ですがそもそも1位に指名したのは球団だしね。この10年のドラ1でチームの戦力になっているのは2014年 松本裕樹2018年 甲斐野央それと2020年 井上朋也が今季一軍デビュー。2013年1位加治屋蓮は阪神2016年1位田中正義は日本ハムで活躍中やね。って、まぁ粗探ししたいんじゃなくて。2020年ホークスが4年連続日本一を達成した時の日本シリーズ第一戦のスタメン4周東3中村8柳田7グラシアル9栗原Dデスパイネ6牧原5松田2甲斐投手・千賀たった3年前とは思えないほど懐かしい気がする。日本人は全員生え抜き。助っ人2人は戦力として活躍・・・だもんなぁ。この年の日本シリーズの対戦相手巨人は開幕スタメンに元広島の丸、元西武・オリックスの中島、元楽天のウィーラー他球団の戦力を集めた巨人を4タテし日本一。遠い昔である。今年圧倒的強さでセリーグを制した阪神タイガース。CS開幕戦オーダーを見てみると8近本 2018年ドラフト1位 大卒4中野 2020年ドラフト6位 大卒⇒社会人9森下 2022年ドラフト1位 大卒3大山 2016年ドラフト1位 大卒5佐藤 2020年ドラフト1位 大卒7ノイジー 2坂本 2015年ドラフト2位 大卒6木浪 2018年ドラフト3位 大卒⇒社会人1村上 2020年ドラフト5位 大卒ノイジー以外の8選手みんな大卒なんだね。大山なんか、1位で獲らなくてもと叩いてた人もいたけど4番だからね。阪神は甲子園が本拠地なのに高校のスターを選ばないなんて言われたけど、これ見るとドラフト戦略を感じるねぇ。もちろん大卒が良くて高卒がダメってことじゃないけど。   で、今日の報道嘉弥真新也投手(33)、上林誠知外野手(28)、髙橋純平投手(26)、佐藤直樹外野手(25)、九鬼隆平捕手(25)、古川侑利投手(28)が来季の戦力構想から外れていることが22日、分かった。森に続いて大ナタホークス。小久保新監督も決まった。ホークスの本気もわかった。問題は次だ。補強、ドラフト、外国人2020年4年連続日本一の時のオーダー4周東3中村8柳田7グラシアル9栗原Dデスパイネ6牧原5松田2甲斐投手・千賀先発ローテは千賀、石川、東浜、和田なぜあのころは強かったのか。ストーブリーズのホークス。日本シリーズ以上に注目したい。

2023年日本一になるためのホークスの本気

戦力補強に関しては、毎度賛否意見が出る。ホークスなんかは、すぐ「金満」と言われる。たしかにやり過ぎだよなぁと思うことも多々あるが、とりあえず取っとけ!や戦力がだぶつくのにぃというあり得ない取り方はそんなにしていない、、、いや、してるなwとファンも思う時があるが、それでも強くなるためには戦力補強が必要になる。個人的には先発ローテーションからスタメン野手まで全員が生え抜きの選手になって欲しいとか、育成、三軍、二軍と成長した選手が一軍の舞台で活躍する姿が理想ではある。そしてそれが一番だと今も思っている。だけど、、、選手の入れ替えが早い野球界だから時々大きな大きなカンフル剤が必要となるのかもしれない。2010年優勝2011年日本一を達成した福岡ソフトバンクであるが、2012年は3位、そして2013年は5年ぶりのBクラスに転落した。そして2013年オフ。他球団が引くほどの戦力補強をした。まず助っ人外国人の主砲ペーニャと押さえのファルケンボーグが退団。そして新外国人としてオリックスの4番イデホ阪神の先発・スタンリッジ日ハムの先発・ウルフ西武の中継ぎ・サファテと4人も獲得。さらに大リーグから戻ってきた岡島を獲得。FAでは中日から中田、日ハムから鶴岡を獲得。やり過ぎでしょ!と多方面から言われたが、このやり過ぎの先にホークスは2014年日本一!2020年までの7年間のうち6回の日本一になったのだ。この日本一を続けている間に2013年オフ獲得した7人は全員チームを去っている。活躍した選手、そうでもない選手もいたが彼らが入ってくれてチーム戦力の底上げになりこの7年間で多くの選手が成長した。そして2020年の日本一を最後に2021年Bクラス2022年2位と2年連続優勝を逃したホークスは、戦力補強に動く。まずベテラン松田が退団し、デスパイネ、グラシアルもチームを去る模様。そして新外国人としてロッテのオスナ、阪神のガンケル(これはまだ報道のみ)ほかにも何名かの外国人が入団。FAでは嶺井、そして近藤の入団が決定。大リーグから有原なんて噂もある。今年もやり過ぎだろ!な2022年のオフ。あのやり過ぎから9年。来年は本気で日本一を獲りに行く。だから補強をする。そして育成選手も過去最多の入団で来季からは4軍も本格化する。補強と育成、その両方とも本気で動く2022年オフ。2023年のホークスは、日本一しか狙っていない。

ホークス コロナから復帰する選手と落ちる選手

ケガ人やコロナで戦力が落ちる。落ちた時は変わりの選手が頑張る。出も長続きはしない。チームが苦しむ。今年だけでも何度も繰り返しているわけだが、それにしても主力野手7人が離脱。どうなることやらの8月後半。筑後ホークスが頑張って乗り切り・・・かけたところでロッテに3連敗。ヤバイよヤバイよになりかけたところで、一人、また一人と帰って来る。8月コロナで離脱したのは7選手三森(ガルビス)柳田(明石、真砂)川瀬(高田)中村(黒瀬)周東(グラシアル)牧原(増田)柳町(正木)カッコ内は代わりに一軍に上がった選手である。そして9/1三森が復帰⇒真砂二軍落ち9/2柳田が復帰⇒明石二軍落ち9/2の二軍戦に川瀬と中村が出場。来週以降は周東、牧原、柳町も復帰するであろう。さぁ、この後の入れ替え選手は???今日現在の一軍野手は甲斐、海野、谷川原増田、三森、ガルビス、今宮、高田、松田、野村大、野村勇柳田、グラシアル、デスパイネ、正木、佐藤先週仙台札幌と見て復帰組が上がると落ちるのは。。。真砂、明石、佐藤、高田かなと見てた。そして今週、三森と柳田の昇格と入れ替わりで真砂、明石が落ちた。今季のホークスの入れ替えは結構シビアでベテランだから、外国人だから、守備走塁要因だからと関係なく入れ替える。正木がヒーローインタビューでいつおとされるかわからない緊張感を持っていると語っていたがホントそうだろう。お立ち台に立ってから一か月とせず、陸、黒瀬らも落ちてるしね。と書きながら・・・あと5人上のメンバーから落ちる可能性があるのか。野村大樹、松田、正木、海野、増田ここらあたりの選手からなのかな。今年の戦いからすると、落ちました、もう上がれませんではないので一軍二軍を入れ替えながら調子のいい選手、フレッシュな選手を良いタイミングで上げてほしい。コロナ復帰組だけじゃなく、中谷やリチャード、黒瀬だってチャンスがあれば。あとポストギータの笹川も機会があれば上がってほしいな。

今あるピースで最高の逆転勝利、いけるぞホークス

野手の高齢化若手野手が伸びないレギュラーと控えの差がありすぎるこれ、この何年かずっと言われていたホークスの問題。実際打てなくてもベテランが使われ続けたり若手が二軍で結果を出しても上では結果を出せなかったりそんなのが何年も続いていた。で、、、2022年。ベテラン、中軸の不振、ケガレギュラー陣の離脱コロナなんていう大変な状況で若手、控えを使うしかない状態。その状態の中、ずっと言われていた課題を克服しようとしている。ピンチがチャンスなのだ。  開幕のスタメン 7/22のスタメン捕手 甲斐     甲斐一塁 中村     野村大二塁 三森     野村勇三塁 松田     リチャード遊撃 今宮     今宮左翼 栗原     グラシアル中堅 上林     佐藤右翼 柳田     柳田DH グラシアル  デスパイネ9人中5人が開幕と異なるメンバー。この10年では考えられない状態。だけど非常事態ではなく、飛躍途中。三森がケガしてもダブル野村が頑張る。レギュラーの牧原、柳町、周東を控えに回しても十分戦える。川瀬が決勝タイムリーを打ったり高田がダメ押しタイムリーを打ったりベンチ入りメンバー全員で戦っている。そんな試合が増えてきた。今日(7/22vsオリックス)の試合なんかもそう。一発不足で悩んでいた序盤が嘘のように野村勇の一発で追いつき、引き離されても柳田の一発で追いつく。8回は見事でしたな。野村勇のスリーベース。代走周東、甲斐のスクイズ。やることなすことズバリ。○○がいたらなぁ、は言ってもしょうがない。今あるピースの中で最良の戦いをするだけ。今日の勝利は大きいね。

2014年ソフトバンクホークスドラフト組について書く

昨日の2015年に続き、2014年のドラフト指名組も振り返ってみる。この年ホークスが3年ぶりの日本一。そして秋山監督退任、工藤新監督誕生。1位 松本裕樹2位 栗原陵矢3位 古沢勝吾4位 笠谷俊介5位 島袋洋奨5人中現役は3人。内野手として入団した古澤は、未来のスター候補と報道されることもあったが、松田、今宮、明石と内野レギュラー陣が固定されていたころ、一軍に上がることなく2020年戦力外。球団職員となった。甲子園を沸かせた島袋は、ずいぶんとちゃんすをもらったがコントロールの悪さは改善されず2019年戦力外。母校の興南高校の指導者として第二の野球人生を歩んでいる。投手は松本と笠谷。どちらも先発ローテに入ったり外れたりロングリリーフで評価されたり裏切ったりこれを繰り返してるね。一番出世は栗原。ケガを克服し、来季かのカムバックを期待したいね。続いて育成1位 幸山一大2位 斎藤誠哉3位 山下亜文4位 堀内汰門5位 柿木映二6位 金子将太7位 河野大樹8位 中村恵吾この年も育成はブレイクせず。4位の堀内がオープン戦で捕手のケガ不足に悩まされ、急遽支配下登録。開幕一軍入りするも捕手二人体制で甲斐のリザーブ扱いで出場ゼロ。大差のゲームもあったりしたんで1試合くらい出してあげても良かったのになぁ。結局一軍出場ゼロで、2020年戦力外。社会人のJFE西日本に入団したことは知っていたが、いまウイキペディア見たら1年で辞めてたんだね。2022年、パーソナル野球教室・89塾汰門を宮崎県で開業ですって。頑張って欲しいな。

2015年ソフトバンクホークスドラフト組について書く

工藤政権一年目。2年連続の日本一を達成した2015年秋。ホークスはドラフトで11名の選手を指名した。1位 高橋純平2位 小澤怜史3位 谷川原健太4位 茶谷健太5位 黒瀬健太6位 川瀬晃育成1位 野澤佑斗2位 児玉龍也3位 樋越優一4位 中村晨5位 渡辺健史こうやって並べてみると興味深い。本指名6人中5人が一軍でプレー。高橋は中継ぎで活躍した時期もあるが今はファーム。川瀬は一軍二軍を行ったり来たり。控えだが今一番出番が多いのが谷川原というのが意外。そして小澤はヤクルト、茶谷はロッテのメンバーとして活躍している。それから育成のホークスと言われるチームだが、この歳の育成5人は一人も支配下に届いていない。エースや主砲はいないが現役で活躍してる選手は多い。だけど育成の星は生まれなかった。何か面白い傾向だな…なんてなんでシーズン途中に2015年のドラフトのこと書いたかって言うと本指名で唯一一軍出場の無い男、黒瀬健太のことだ。3年で支配下を外れ、2019年から育成契約。育成3年を経て今年が4年目。今年から育成人数を一気に増やしたホークス。そのため、たぶんそのおかげで黒瀬は今年も契約された、、、と思っている。いわば完全に土俵際。いや、土俵から出ちゃってるかも!そんな黒瀬が頑張ってる。ファームで打率3割超え。ホームランも5本記録。コロナで上がとんでもない状況の今、藤本監督からも黒瀬の名前が。