昨年まで福岡ソフトバンクホークスでプレーした柳瀬明宏が引退した。
柳瀬は2005年ドラフト6巡目でホークスに入団。
入団時はけがの影響もあり出遅れたが、8月に一軍入り。
10試合に登板し1ホールドを挙げる。
プレーオフでは2試合連続中継ぎで好投し2試合とも勝利投手に。
公式戦未勝利ながらポストシーズンで勝利投手になった初めての投手となった。
2007年は44試合、2008年は30試合と中継ぎの一角で活躍したものの
2009年は結果を残せず同年オフに右肘関節の骨棘切除の手術を受ける。
2010年は登板なしで戦力外通告。
育成として再契約し、トミー・ジョン手術を受ける。
育成契約選手としてリハビリを経て2012年6月再び支配下登録。
35試合に登板し自身キャリアハイの15ホールドを記録。
2014年も40試合に登板する。
しかし15.16年は出番が減り、同年オフに戦力外通告。
阪神タイガースから指名され、今年は阪神でプレーも
一軍登板は2試合のみで戦力外通告を受け、引退を決意した。
柳瀬といえば、ビュンビュン速い球で三振を取る反面、ヒットも随分打たれて危なっかしい投手だったな、という印象がある。
調べてみると
07年 51回 47三振 41被安打
08年 29回 23三振 41被安打
12年 27回 37三振 22被安打
13年 41回 36三振 31被安打
14年 33回 27三振 23被安打
08年以外は、三振よりヒットの数が多かった。
それでも防御率はまずまずで、打たれても抑える。
そんな選手だったな。
ラストイヤーとなった今年は1イニング8失点というピッチングをしてしまい、これが現役最後の登板となってしまった。
今後はソフトバンクホークスのジュニアアカデミーコーチに就任とのこと。
ケガで苦しみぬきながらも12年間プロで培った経験で、野球少年たちを育ててほしい。
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