ソフトバンク戦力分析2018 捕手は甲斐時代到来か?新世代の飛翔か?

2005年の城島退団以来ずっと言われ続けてきた

福岡ソフトバンクホークスのウイークポイント・捕手。

細川、鶴岡とFAで他球団の正捕手を獲得し

即戦力に期待しつつ、若手の成長を期待する。

そんな感じで何年もやっていたが

即戦力はベテランになり、若手は思ったより伸びない。

そこへきて昨オフは、細川がチームを去った。

そんな不安だらけだった捕手のポジションで

2017年にブレイクしたのが甲斐拓也だった。

2016年まで出場13試合だった男が103試合に出場。

バズーカー砲と言われる強肩を武器にチームをVへと導いた。

ベストナインとゴールデングラブ賞のダブル受賞は

2011年の細川以来。

これでしばらくは捕手・甲斐時代の到来だ!!

となるのかどうか???


城島引退以降の捕手登録出場試合数は以下のようになっている。

2006年

山崎105 的場82

2007年

山崎100 田上91 的場35

2008年

高谷62 山崎60 田上52

2009年

田上138 山崎30

2010年

田上84 山崎77 

2011年

細川97 山崎86

2012年

細川92 山崎85 高谷64

2013年

細川112 山崎91(同年オフFAでオリックス移籍)

2014年

細川112 鶴岡98

2015年

高谷93 鶴岡56 細川59

2016年

鶴岡103 細川49 高谷37 

2017年

甲斐103 高谷92


2009年打力を武器に138試合に出場しベストナインにも選出された田上は翌年大きく試合出場数を減らした。

城島は1997年から2005年までケガをして84試合の出場に終わった2000年以外はすべて100試合以上の出場。

いかにすごかったがわかるし、彼に任せておけば安心という時代だった。


今後捕手は甲斐に任せておいて安心となる時代は来るのか?


そもそも昨年にしても出場数は高谷とそれほど変わらない。

若手投手は甲斐、ベテランと外国人投手は高谷という組み合わせが多く、

2017年はすべてを任せられたわけじゃなかった。


もちろん高谷の存在が大きいわけだが、正捕手と呼ばれ続けるためには

どの試合でも先発で出られる実績と信頼がほしい。


さらに甲斐を脅かす存在が、若手世代。

2014年ドラフト2位入団の栗原陵矢は今年で4年目の21歳。

昨年はウエスタンリーグのレギュラーとして70試合に出場。

一軍でも3試合に出場した。

さらに2016年ドラフト2位の九鬼隆平がいる。

ルーキーイヤーの昨年は

三軍で64試合打率.257の7本塁打、

二軍でも21試合に出場し2本塁打を放った。

鶴岡がFAでチームを去り、2010年ドラフト1位の斐紹をトレードで放出。

一軍候補の2人を出しても新たな捕手補強をしないのは

栗原、九鬼への期待もあってもことだろう。


今年は

一軍 甲斐、高谷に経験含め栗原を帯同

二軍の正捕手を九鬼にして試合経験を積ませると予想される。


二人の成長次第では、甲斐だってうかうかはできない。


その中で本当の正捕手の座をつかめる選手が出てこれば、

ソフトバンクはもっと強くなる。






毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

【主な仕事】
★WEB 
・制作・ライター・ブログ、SNSライティングサポート
★放送
・ラジオ放送原稿
★イベント
・企画運営・MC・タレント派遣・落語会運営、運営サポート・制作、コーディネート
★広告
・パンフレット、フライヤー・名刺、ポイントカード
★アフィリエイト

0コメント

  • 1000 / 1000