ドラフト会議で有力選手が意中の球団に入団できるのは「運」である。
複数球団から指名された選手の運命は、くじ引きによって決定する。
入団できる球団は、当然1チーム。
くじ引きなのだから、ちょっとの違いで他の球団に指名された可能性だってもちろんある。
ホークス(南海、ダイエー、ソフトバンク)が1位指名したものの抽選で外れ、指名できなかった選手がもしホークスに入団していたら???
そんな妄想を書き連ねる「ソフトバンクもしものドラフト」
1回目は松井秀喜です。
1992年のドラフトの目玉は松井秀喜。
甲子園で活躍したスーパースターを指名した球団は4球団。
中日、ダイエー、阪神、巨人
抽選の結果、翌年から新監督就任が決定していた長嶋茂雄が交渉権を獲得。
ミスター巨人復帰でいきなり松井を引き当てた。
ここから長嶋-松井の師弟関係が始まり
二人同時の国民栄誉賞受賞、そして2018年松井が殿堂入りした。
もしも・・・あの抽選で松井秀喜をダイエーが指名していたら???
ダイエーはこの年から根本監督が就任。
当時から次の監督までのワンポイントと言われていた。
指導が放任主義と言われていたが、若い選手にはのびのびとプレーさせ、
そして負け癖のついている旧ホークスの選手の取捨を見極めている期間。
そこに松井が入団すれば、当然多少の成績には目を瞑り使い続けていただろう。
当時のダイエーのサードは、森脇、若井。
巨人に入団したことで外野にコンバートされた松井だが
ダイエーではそのままサードを守っていたのではないだろうか?
サードでもし結果を残していたら
翌年、松永がFAで移籍してこなかったかもしれない。
そして2年後、王貞治が監督に就任する。
長嶋-松井でなくて、王-松井が師弟関係になっていたかも。
ちなみに松井入団の翌年、ダイエーは小久保を指名している。
1999年ダイエー初優勝年の4番サードだ。
長嶋-松井同様に
王-小久保の師弟関係の絆も深い。
もし松井がダイエーに入団していたら
小久保は、王は、ダイエーは、
どうなっていたのだろう???
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