この記事とても興味深く読ませていただきました。
ゲンダイや東スポ、野球に関係ないメディアが書いたならともかく、
これを掲載してるのがNumber。そして書いているのが田尻耕太郎。
ホークスのことを誰よりも知る男が書いたものだからこそ
いろいろ考えさせられる。
戦力を上げるために選手層を厚くする。
そのなかで競争をさせ勝ち抜いた選手が大舞台に出る。
そう切磋琢磨するから選手層が厚くなり、
育成入団からもスター選手が多く輩出させる。
それは素晴らしいことで、ホークスの企業努力の賜物だ。
だけど現時点では育成をほかの球団の何倍とっても
支配下登録の人数やベンチ入りの人数は他の球団と一緒だ。
「うちは支配下100人にします」
や
「ベンチに40人入れます」
はできない。
三軍を作り四軍を作ろうとしてるホークス。
アメリカのように。
この発想はいいと思うが、忘れちゃいけないのは
アメリカは3A、2Aと何球団もありそれぞれリーグ戦が行われる。
日本で三軍がある球団は数えるほど。
四軍なんてまだどこもない
選手を集めても出番がない選手が増えたら
上に上がる可能性のある選手と、無理そうな選手でモチベーションの差が出るよなぁ。
みんなプロに指名されるほどの選手なんだから
自分の実力、そして冷静で見た自分の現在地がわかると思う。
そしてそれが分かった時点で三軍の試合に出たりでなかったりだったら
「この先どうしよう」
って思うよなぁ。
三軍、四軍、ウインターリーグ、育成選手の独立リーグ派遣、三軍四軍と独立リーグによるリーグ戦やカップ戦、育成選手への現役ドラフトなど。
ホークスだけでなくNPB全体でもっともとチャンスや可能性が膨らむ方法、考えて欲しいな。
選手を増やしました。
中で争わせています。
さぁ、その次だ。
ホークス主体で新たなストーリーを作って欲しい。
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