ソフトバンクホークス、逆転Vへのツキ男は誰だ?

今年ブレイクしたソフトバンクホークスの選手といえば?


投手なら8月からマウンドに立ち、

ともに先発ローテーションに名を連ねている

ミランダと大竹。

野手は7月から一軍昇格した牧原

そしてキューバのグラシアル。


4名とも開幕前には戦力として期待されていなかった選手ばかり。

そもそもミランダはまだ日本にいなかったし、

大竹も育成選手だった。


もしこの4名がいなかったらこの夏場の快進撃は、

無かった可能性が高い。


戦力補強としてシーズン途中で入団したミランダを除けば、

一軍昇格の時点で超貴重な戦力というわけではなかったと思う。


大竹はミランダが二軍で調整が必要ということで

先発のチャンスを掴み、そのままローテ入りに成功。


いくら二軍で打っても外国人枠の関係で上がれなかったグラシアルは

デスパイネのケガでもらったチャンスをしっかり生かす。


川瀬晃が奪ったかと思われたセカンドのポジションを

7月に川瀬と入れ替わりで一軍に昇格した牧原がワンチャンスで

レギュラーの座を獲得した。


4人に共通するのは、二軍で結果を出し、

そして数少ないチャンスをしっかりものにしたこと。


戦力がぶ厚いと言われるホークスだけに

少ないチャンスをものにしても、それが続かないとチャンスはいつまでももらえない。


先ほど書いた川瀬にしても、それから塚田にしても

スタメンに名を連ねたこともあったが、

活躍が続かないと二軍に落とされる。

摂津や中田、本多や城所といった実績のある選手も

チャンスを生かしきれないとファーム行き。


なかなか厳しい世界だ。


○○は一軍に上げるべきだ!

どうして監督は○○を使わないのか!


SNSやブログなどで自分の贔屓の選手が使われないことを

文句のように書く人もいるが、

支配下の70人が全員ベンチに入れるわけじゃないし、

全員が日の目を浴びれるわけではない。

単純に42人は一軍に入れず、

一軍入りの28名のうち18名はプレイボールの時、グラウンドにはいない。


70人の選手をうまくやりくりしながら

調子のいい選手を使い、

調子の落した選手を調整させ、


つくづく大変な世界だよなぁ、、と珍しく書いてみた(笑)


残り22試合。

ココから必要なのは

経験のあるベテラン

そして勢いやツキを持つ若手選手か。


二軍に目を向けると

木曜日の中日戦。

野手では、塚田が2安打。

ベテランの本多も2安打、そして市川がホームラン。

投手ではこちらもベテランの摂津が先発。

7回無失点と結果を出した。

ほかにも若手の釜元と真砂も元気そう。


彼らの中から逆転優勝へ導くツキ男が現れるのを期待したい。



毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

【主な仕事】
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