北海道日本ハムファイターズとの3連戦。
引き分け、サヨナラ負けときて3戦目は5-2で勝利。
これで2週間終えたが、
3連戦の3戦目登板の高橋礼と武田がいずれも2勝。
初戦を獲るのももちろん大事だが、
ロッテ、日本ハムと悪い流れを最後に立ち切れたのが良かった。
と書きながら、今日は試合レビューというよりオープナーのこと。
昨年大リーグで使われ、日本でも新しい投手リレーの方式として注目されていたオープナー。
最初に使用したのが北海道日本ハムファイターズだったわけだが、
いわゆるオープナーではなくショートスターターという方式。
アメリカ流のオープナーは、立ち上がりに苦しむ先発投手が上位打線といきなり対戦させないために
中継ぎの一線級投手が1回なり2回を先発ながらリリーフの如く抑え、
中軸や下位打線から本来の先発が登板するというスタイル。
それに対し日本ハムの場合は、ショートスターター。
加藤、斎藤ら先発実績のある投手を2-3回投げるスタイル、
2番手にも金子ら先発実績のある投手を起用している。
2-3回の短いイニングを2人の先発で抑える、
オールスターや侍ジャパンの国際試合のようなスタイルですな。
策士・栗山監督の頭の中では
・ショートスターターを組むことによって、予告投手で組まれた相手の打線に逆をつける(左を先発にして2回で右に変えるなど)
・先発投手の夏場以降のスタミナを考え今は無理させないローテにする
といった狙いもあるのだろうが、今のところ4戦4敗と裏目に出ている。
これは個人的な感想だが、オープナーの一番手投手は、先発キャリアのある投手だと継投に悩むと思う。
今日の試合がまさにそう。
先発キャリアのある加藤が、
4/2先発で3回無失点
中3日の4/6先発で2回無失点
そして中4日の4/11
これまでの感じだと2-3回をビシッと抑え、2番手に託すのがベストなのだろうが
3回まで1安打無失点。
もともと先発でスタミナもあるし、、、と4回も投げさせ5失点。
これまで通り2-3回で2番手に託していればどうなっていただろうか?
で・・・3回投げて4回もと思ったのは、加藤に先発を任せたから。
これを本来のオープナーのイメージで考えると、
浦野や公文といった投手が先発をするといい。
1-2回をビシッと抑え、御役御免。
2回を打者6人で抑えても彼らを使えば3回4回とまたがせようとは考えないはず。
そして3回から金子なり加藤なりを使えばいい。
というのが、オープナーの在り方じゃないかと思うんだが、どうなのかな?
とはいえ今までさまざまな常識を変える采配をした栗山監督のこと。
目先の失敗の先にある展開を考えているのだろうがね。
最後にホークスのこと。
5-0の時は中継ぎ休ませられると思ったのに結局フルコース使っちゃったね。
楽天戦の前に中継ぎ陣バテバテだよ。
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