2003年オープン戦で小久保が故障で年内の出場が絶望になり、
急きょシーズン途中に入団したのがフリオ・ズレータだった。
入団当初は小久保の代役。
サードでの出場のはずだったのだが、守備に不安があるとかでデビュー戦は外野手。
ところがその守備がまたお粗末で、結局DHに。
この年開幕から2か月間、大道がDHでレギュラーとして出場していたが、
守れないズレータに弾き出されて代打に。
もしズレータが触れ込み通りサードを守っていれば、
大道が初の規定打席到達だってあったかもしれないんだよなぁ・・・。
そんないきなり期待外れからスタートしたズレータだったが、
慣れてくると快音を連発。
2003年は67試合の出場で13本塁打。
2004年は37本塁打、2005年は43本塁打と主力打者の一人として
チームになくてはならない存在となった。
パナマ出身で記者会見では
「パナマ運河でーす」
とよく絶叫していたが、
いやいや君はパナマ運河じゃなくてフリオ・ズレータでしょ、と突っ込んだものだ。
2006年も29本塁打を打ち活躍したがオフの交渉で決裂し、
翌年からロッテに移籍。
しかしロッテでは2年間とも70試合台の出場でホームランも合わせて23本。
2008年秋に自由契約となった。
ロッテ退団後もWBCのパナマ代表選手としてプレーしたり
NPB復帰へ向けての動きもたびたび報道されていたが
結局復帰することなく引退した。
ホークスで活躍して移籍した外国人って、決まって成績落すんですよね。
ホークスの環境が良かったのか、それともホークスが見切りを釣るタイミングが良かったのか?
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