ケガ人が多かったり
ベテランや外国人の仕上がりが悪かったり
乗り切れないまま戦っていた4月と5月のソフトバンクホークス。
それでも抜擢された若手が期待に応え首位を走る。
しかし交流戦前ラストの楽天戦で3連敗し3位に転落。
そして得意の交流戦突入。
ここから一気に「勝つ」ための野球に切り替える。
そんな感じがした昨日の中日戦だった。
開幕から辛抱強く使い続けていた牧原を登録抹消。
本調子まで程遠い東浜が右ひじ手術。
サファテが一時帰国。
川島もケガで登録抹消。
そして
バンデンハークと和田毅が一軍復帰。
今できる最善の策をここに来てバンバン打ってきている。
そして昨日の試合。
6回バンデンハークが満塁本塁打を打たれ、
その裏甲斐に代打を送り7回から高谷の出場。
去年まではリリーフ捕手としての高谷の出番が多く、
CS制覇の試合も日本一決定の試合もマスクをかぶっていたのは高谷だったが、
今季はここまで高谷の出場は僅かに10試合。
経験値として最後までマスクをかぶらせる。
レギュラー定着3年目の今季は、そう考えての策であったのだろうが、
解説者からの指摘も多いように、リードに疑問視する声も多く、
(昨日のバンデンが打たれた満塁ホームランも8球オールストレート)、
7回から高谷の登場を決断したのであろう。
比べて申し訳ないが、高谷登場後はみていて安心した。
リリーフ3人のいいところを引き出したリードだったな。
甲斐も悔しいだろうが、冷静になって高谷と自分の違いを感じて欲しい。
経験と成長のために多少の失敗にも目を瞑って使い続ける。
これも大事。
今日の釜元の活躍なんてそうだよね。
しかし、みんな頑張りました、でも負けましたではすまないのが勝負の世界。
昨日の試合を見て、交流戦からは勝ちにこだわる。
そんな戦いに切り替わっていくのでは、と期待を感じた。
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