二保の4失点は、まぁ仕方ない。
ファイターズ打線が上だったと認めるしかない。
唯一突っ込めば、西川のレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースで
栗原がクッションボールにもたつき1塁ランナーもホームイン。
打撃重視で守備は目を瞑っての起用だろうし、まぁ仕方ない。
打線がロドリゲスに打ちあぐんだのもそう。
堀がピシャリと1回を抑え、1回裏ベンチ前で投球練習をしていて
「2回も堀だな」
と思わせておいてのロドリゲスへのスイッチ。
ずっとオープナーを試していた栗山監督からしたら
してやったりの采配だろう。
そこまでは、まぁ仕方ない。
しかし1-4で敗戦濃厚な中、7回に2点を取り3-4。
こうなると3タテを狙いたい。
で、8回表。
デスパイネヒットでワンアウト1塁。
代走・・・出ない。
この回無得点。
9回表。
先頭の明石が四球。
代走・・・出ない。
この試合、釜元と周東はベンチスタート。
走れる選手が二人もいるのに、結局出番がなく試合は終わった。
ここで前回の札幌ドーム3タテをプレイバック
6/28
7回周東代走⇒ホーム生還、9回二塁打⇒ホーム生還
6/29
3-4ビハインドの9回二死1塁で代走。上林逆転ツーラン
6/30
グラシアルのタイムリーツーベースで同点。代走周東で逆転のホームイン。
3試合で4得点。
盗塁はなかったが、周東が出るだけでムードが変わり、そして相手の投手へのプレッシャーもハンパなかった。
で、昨日の試合に戻る。
おそらく首脳陣の考えは・・・
8回デスパイネに代走送らない⇒延長のことも考えて
いやいやその前に同点でしょう。
しかもここで周東を代打に出せば
3-4ランナー一塁で上林、投手石川。
あの時とイニングとアウトカウントは違えぞ、
ビジター席は盛り上がり、バッテリーはプレッシャーしまくりとなった。
9回もそう。
無死一塁で周東を出す。
甲斐がバント失敗で苦しんでるなら走らせちゃえ!もあったかも。
もし走ってバント成功なら一死3塁なら長谷川の犠飛でホームイン。
もちろん結果論に過ぎないよ。
だけどデスパイネに、明石に代走を出すことで
相手にプレッシャーをかけれて次の展開も期待できた。
おそらく長谷川が出たら代走と考えてたのだろうが、
足のジョーカーは周東と釜元。
まだ2枚とも残っているのだから、ドンドン使うべき。
9回裏の守備?
周東セカンド(または牧原セカンドで周東外野)、釜元外野でOKでしょう。
もちろん代走が出たからって昨日の石川と秋吉からヒットを打てた保証はないけどね。
策をうって負けるのと
足のスペシャリストを最後までベンチに置いたまま終わるのと
負けた後の心のもやもやがだいぶ違ったのですわ。
「勝ち越しだからいいや」
より
「3タテできたんじゃね」
の気持ちがね。
ま、今週半ばの時点では札幌で首位を明け渡すのではとネガティブなこと思っていたので
首位のままで入れてることは満足だけどね。
一日空いて次は苦手の千葉マリン。
切り替えていきましょー。
そういえばホークスは2.5ゲームだけど
セリーグはジャイアンツにベイスターズが0.5差。
ここも「おー」だけど、ベイスターズを隠れ蓑に
気づいたら2.0のカープの方が怖い存在だねぇ。
そして火曜からはベイとカープが3連戦。
セも面白そうだね。
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