ドラフト、FA戦略は、
・目先の補強
・未来の補強
このバランスが大事だ。
2010年、7年ぶりのリーグ優勝を果たしたものの
クライマックスシリーズで敗れ日本シリーズ進出を逃したホークス。
小久保、松中ら主力の高齢化と城島が抜けて以降定まらない正捕手対策もあり
10年オフFAで内川と細川を加入、
その一方でドラフトで指名したのは主力候補の柳田、そして未来の正捕手を見据え1位に山下、育成で甲斐を指名した。
翌11年、内川、細川らの活躍もあり8年ぶりの日本一も、
同年、和田、杉内、ホールトンと2桁勝利投手を一気に3人も失う。
すると
2011年武田
2012年東浜
2013年加治屋
2014年松本
2015年高橋純平
と未来の主力投手候補を毎年ドラフト1位で指名した。
その間、12.13年に優勝を逃すと、
13年オフ
サファテ、ウルフ、スタンリッジ、中田、鶴岡、イデホとえげつないほどの補強。
その甲斐もあり14年は3年ぶりの日本一。
工藤采配となった15年からは、10年代に獲得した選手が次々と活躍。
2年連続日本一となった2015年オフは、ドラフト1~6位までが全て高校生。
他球団ファンからは「余裕あるなぁ」と言われる先を見越したドラフト。
そして今年。
投手陣が揃うも野手の高齢化が課題のホークスは、
育成含む12名の指名で
投手3
捕手2
内野5
外野2
と偏った野手指名。
ドラフト会議見てましたが、今年は攻めている印象を受けました。
道産子としましては4位指名の小林珠維に注目。
東海大札幌の投手なのだが、指名は内野手。
なんでも高校時代は投手兼外野手で
公式戦で内野は一塁を守っただけだという。
投手で注目され野手入団したホークスの選手と言えば
09年1位指名の今宮が代表的。
あと04年1位の江川。
4位でいうと、
4年前の15年4位指名が茶谷。
投手なのに野手で指名し、大型遊撃手として期待されたが、
一軍出場は1試合のみ。
3年で自由契約になり、今季はロッテと育成契約。
ううん、、、現時点では今宮よりこっちの例の方が近いなぁ。
そんな私の不安を裏切る活躍。
小林には期待したいな。
それにしても何でドラフトは10月下旬。
日本シリーズ前の忙しい時なんだろ。
代役野球の秋季リーグだってたけなわ中。
最後のアピールしたいアマチュア選手だって多いだろうに。
昔は11月下旬だったのだが、進路の問題なのかな?
個人的には日本シリーズが終わって
全てのチームが来年に目を向けてからドラクト会議した方がいいと思うんだけどな。
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