以前からずっと話に出ていたが、
現役ドラフトを来季から実現へ向けて、
本腰で動き出してきた。
昨日の日刊スポーツに出ていたが、あれじゃちゃんと読まなきゃわかりづらいよな。
あの記事の通りになるとしたら
●実施は8月くらい
●1球団から8人現役ドラフトにかけていいよ(他球団に出してもいいよ)選手を選ぶ
●必ず1球団1人は指名しなくてはいけない
●1選手取られたら1選手取るので実質ドラフトという名のトレード
ってことですよね。
たとえば
最初の指名がヤクルトとする。
ヤクルトが巨人のA選手を指名。
A選手を取られた巨人が11球団から欲しい選手を選ぶ。
巨人が阪神のB選手を選ぶ。
次、阪神はすでに1巡目で選手指名された巨人を除く10球団から選ぶ。
阪神がソフトバンクのC選手を選ぶ。
ソフトバンクは巨人阪神以外の9球団から・・・
とこの解釈でいいんだよね。
そうなると自分のチームの選手が指名されるまで
他の選手を選べない。
たとえば11番目にソフトバンクが指名されて
その時点で残ってるのがロッテとする。
そうするとソフトバンクは必ずロッテが提示した8選手から1人を選ばなくてはいけない。
となる。
時には今のチーム構成に合わない選手ばかりで
「このメンバーなら今はいらないな」
というときがあっても必ず1人取らなくてはいけないようだ。
そして2巡目からは希望制度になる。
2巡目は7球団が希望。
となれば7球団でまた7人を指名・・・。
1人目を選ぶ人はクジなのか、その時の順位なのか。
8月というとシーズンも佳境。
大リーグなんかだと、
優勝争いやワイルドカード狙いの球団が
残り1か月だけ実績のあるベテランを呼び寄せるなんてことがあるが、
この時期のドラフトとなると
・優勝争いで右の代打がほしい
・来季を見据えレギュラー候補の野手がほしい
その両方を視野にした指名になりますね。
ここでまた原監督が異議を申しだし、
8月なんて来季見据えた時期じゃなくて現役ドラフトやるなら3月だよ!
の案。
これも一つの案としてはありだけど、
DH廃止案、FA人的保障改革案
2つとも完全にスルーされた原監督がこの安打したことが
周りにどんな影響与えるかだよな。
このやり方がいいか悪いかはやってみないとわからないが
一人でも多くの選手にチャンスが広がる可能性がある方法はいいことだ。
もっというと、ここに元NPBで独立や海外でやっている選手も
入れるチャンスがあってもいいと思う。
たとえば去年の村田や今年の西岡のような選手は
年契約ではためらうかもしれないが
優勝狙い、CS狙いのラスト1.2か月だけの契約で入団。
みたいなシステムもあると、良いのかなと思う。
今後も新たな動きが出そうな現役ドラフト。
その動きをチェックしていきたいと思う。
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