2010年台は10年中5度の優勝6度の日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークス。
黄金期が続けば当然ながら主力選手の年齢も上がる。
昨年の日本シリーズ出場メンバーを見ると
和田38歳
高谷38歳
内川37歳
松田36歳
川島36歳
長谷川35歳
アラフォー選手が多い。
チームの未来のためには若返りも大事だが、
ここぞというときにはベテランの力もやっぱり大事である。
和田、内川、松田の3選手が
それぞれ別々のメディアで
「40歳まで現役を続けたい」
といったことを話していた。
昨年は阪神鳥谷が38歳で、
楽天嶋が35歳でそれぞれチームを去った。
これくらいの年齢になると、
チームも若返りを図るため、ベテラン選手の辞め時がクローズアップされる。
ホークスも若手投手の台頭!
野手の若返り化!
これはいつも言われていることで、
和田、内川、松田はその矢面に立つことも。
そんな中、
「40歳まで現役を続けたい」
と3選手がそれぞれ語ったのは興味深い。
福岡ソフトバンクホークスの会長・王貞治さんは
18歳からプロ入りし40歳の時に現役を引退した。
現役2年目、40歳の時の成績は30本塁打。
しかし
「王貞治のホームランが打てなくなった」
とバットを置いた。
先ほど亡くなった野村克也さんのように
「ボロボロになるまで続ける」選択と
まだやれるのにと惜しまれながら辞める美学。
和田、内川、松田クラスなら引退試合もやってもらえるだろうし、
後者のタイミングは今なのかもしれない。
しかし現時点では辞める雰囲気などみじんも感じさせない。
王会長は引退後、
「もう少し長く現役を続ければよかった」
と後悔し、松中、小久保らに
「43歳までは現役を」
とアドバイスしたという話は有名だ。
で、考えると
和田はあと5年
内川はあと6年
松田はあと7年ある。
特に松田は、通算安打が1638本。
2000本安打を考えると最低40歳までは現役を続けたいだろう。
40歳、そしてその先の43歳。
どこまで続けられるかはわからないが、
少なくとも今年は4年連続日本一のための
大切なパーツとして活躍してほしい。
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