ソフトバンクホークス惜別2020(2)細川亨

細川亨

1980年1月4日生まれ、青森県出身。

青森大学卒業。

2001年ドラフト自由枠で西武ライオンズに入団。

2003年で引退した伊東に替わり、西武の正捕手として活躍。

2010年オフFA宣言し、2011年より福岡ソフトバンクホークスに入団。

同年8年ぶりのホークス日本一に貢献する。

2016年オフ。球団からのコーチ就任を断り退団。

2017年から楽天、2019年からはロッテでプレー。

今年20年の選手生活に幕を閉じる。


ソフトバンクホークス惜別と書きながら他球団の選手じゃないか!

のツッコミも出るでしょうが、この「惜別」では、元ホークス選手も紹介します。


細川といえば、ホークスのライオンズアレルギーを取り除いてくれた選手。

1999年福岡移転初優勝年もライオンズには負け越していて、

2000年台の優勝回数はライオンズとファイターズが3回(ホークス2回)。

広岡―森の頃のような圧倒的強さは無くなったものの、

それでも西武と戦う時は「嫌だなぁ」とファンでも思ったものだ。

そんな西武ライオンズの正捕手・細川がホークスにやってきた。

この年、西武に大きく勝ち越しリーグ優勝。

クライマックスシリーズでも西武を返り討ちにし、2003年以来の日本一に輝いた。

相手球団、打者、展開に合わせてのリード力には定評があり、

ホークス投手陣の成長に大きく貢献してくれた選手だ。

球団としても細川の頭脳を残しておきたく2016年オフにコーチ打診をしたのだろうが、

現役にこだわり退団。

日本ハムが中嶋、實松、鶴岡をコーチ兼任捕手で起用したように

細川にもコーチ兼任捕手として打診していたらどうだったのだろうか?

ホークスでの引退を断り、その後も4年間プレイヤーを続けられたのだから

満足できる選手生活だっただろう。

そして、

ホークスはもちろん、その後の楽天、ロッテも狙っていたと思われる指導者打診。

引退会見によると、来年はのんびり釣りでもしよう・・・とのこと。

城島か!

そして摂津か!

どうもホークスOBには、引退後バットを釣竿に持ち替えたい人が多いようで(笑。

釣りをしてリフレッシュするだけリフレッシュしたら、

今度は指導者として球界に貢献して欲しいです。

【追記】

2021年から新たにスタートする九州独立プロ野球リーグ

火の国サラマンダーズの監督に就任が決定した。



毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

【主な仕事】
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