ソフトバンクホークス惜別2020(14)内川聖一

内川聖一 内野手

1982年8月4日生まれ、大分県出身。

大分工業高校卒業。

2000年ドラフト1位で横浜ベイスターズ入団。

ベイスターズでは08年に首位打者を獲得。

2010年オフ、FAで福岡ソフトバンクホークスに入団する。

2011年史上2人目となる両リーグでの首位打者を達成。

同年チームは日本一となり、交流戦、CSとシーズンMVPを獲得する。

2018年2000本安打を達成。

2020年一軍出場機会が無くホークスを退団。

2021年東京ヤクルトスワローズでプレーする。


松中の時もそうだったが、戦力外になりそうな雰囲気になると

「性格に難あり」だ「チームの士気にかかわる」だと報道が先行するのは誰の仕業だろう?

じゃあ性格がよくて協調性のある人間しかベンチに入っちゃいけないのかとも思うし、

その報道によって勝手な烙印を押そうとしているようにも見えたりする。


ホークスファンからすると、王ホークスで日本一に輝いた小久保、松中、城島はいつまでもスターだし、

秋山-工藤政権で2010年代を駆け抜けた内川、松田は言うまでもなくスター。

だからこんな形で内川がホークスを去ったのは残念ではあるが、

逆に昨年一軍での出番がなかったことで2021年のチャンスが与えられたのかなとも思う。


松中が現役最終年となった2015年。

二軍では.299,11本塁打の成績を残すも一軍へ上がれず。

そして優勝決定後、一軍に昇格するも15打数1安打。

もしあそこでアピールできれば他球団へのプレーも可能だったかもと思う。


それを考えると2020年の内川。

二軍で.327,1本塁打。

シーズン通して一軍投手の球を見てない中で、消化試合で狩りに一軍に昇格しても結果が出なかった可能性もある。

そしてそこで結果が出ないことで他球団から誘われない可能性も。


そう考えると一軍出場ゼロで翌年に賭けた選択がヤクルトから誘われることになったともいえるのかな。

個人的にはそう思っている。


ベイスターズで10年、ホークスで10年を過ごし

21年目の新天地。

おそらくここが内川にとって最後の球団になる可能性も高い。

2020年消化不良で終えた鬱憤を新天地で大いに晴らして欲しい。

まずは両リーグ1000本安打まで、あと55本!


交流戦での対決も楽しみです。





毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

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