2月1日より始まったプロ野球キャンプ。
連日メディアでキャンプ情報が報道されている。
そのなかでも注目のひとつが
ロッテの臨時打撃コーチの松中信彦。
先日公開された貴ちゃんねるでは、
松中打撃コーチが
ロッテ期待の若手・安田、藤原らに指導する映像がアップされた。
ロッテ広報の完全協力のもとということもあり、
かなり突っ込んだ映像も見られ興味深い内容となっていた。
平成唯一の三冠王松中がついに臨時とはいえNPBで指導者の道を歩き始めた。
プロ野球中継の解説を聞いていても打撃論はわかりやすく指導者向けと思っていたが、
このキャンプでの指導の先にロッテの若手選手が一気に成長するものなら
コーチ松中の評価も一気に上がることであろう。
ところで・・・
松中は臨時打撃コーチ。
キャンプ期間だけの打撃コーチである。
通年の打撃コーチは河野亮。
こちらも元ホークスである。
河野 1971年生まれ ホークス在籍1996~1999年途中
松中 1973年生まれ ホークス在籍1997~2015
井口 1974年生まれ ホークス在籍1997~2004
この微妙な年齢差とホークス在籍期間。
年齢は
河野>松中>井口
ホークス入団年は
河野>松中=井口
で、ロッテでの立場は
井口>河野>松中
河野はロッテ打撃コーチ3年目。
井口監督がインタビューで自分も河野コーチも右打ちなので左の松中に臨時打撃コーチを・・・みたいなことを話していたが、
貴ちゃんねるを見てると右打者にも松中は指導していたし、
正直河野コーチとしてはどういう気持ちなのかな?
これは今回の松中に限らず
臨時で雇われたコーチは依頼を受けたわけだから仕事は全うする。
でも臨時はシーズンに入ったらいなくなる。
通常コーチは臨時コーチというゲストに気を遣う。
でもシーズンに入ってからの選手の打撃不調の責任は自分に降りかかる。
とかね。
ちなみに河野は現役時代一塁外野DHとして出場していた。
松中も同じ。
河野は1996年67試合に出場したが
その後57試合⇒41試合と出場機会が減り、1999年は一軍出場がなくシーズン途中で中日にトレードされた。
松中は1997年に入団し、20試合に出場。1998年は34試合。
そして1999年には一気にレギュラーとなり126試合に出場した。
もちろん右と左で簡単には比べられないが、どちらも一発のある大砲として期待された選手。
1997年は両者とも一塁スタメンの機会があった。
選手としては1999年松中はブレイクし、河野はホークスを離れたわけだ。
ちょっと意地悪な書き方をしてしまったが、
そう言う立場の中、打撃コーチをしている河野ってどういう気持ちなのかな?
ちなみに1999年河野と交換トレードでホークスに移籍したのが鳥越。
これもまた今同じロッテのユニフォームを着ているというのも…。
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