9月20日の鮮ど市場ゴールデンラークス戦を終え
今年のソフトバンク三軍の試合も終了の様子。
育成と若手中心の三軍がどのような戦いをしたのか。
何回かに分けてみていきたいと思う。
今季の三軍試合は60試合。
ウエスタンが120試合前後、一軍の143試合に比べればもちろん少ないが
育成選手や高卒ルーキーがいきなり実戦の舞台を住める環境としては十分すぎる数字である。
ちなみに今年は雨で中止の試合も多く、もう10試合程度組まれていた。
全60試合の通算成績は
26勝28敗6引き分け
最終戦でもし勝っていれば勝率5割。
4点リードを8.9回でひっくり返されても敗戦だったためもったいない気もするが
二軍以上に勝敗は関係ない世界なので、まぁそこは良しとする。
三軍の試合相手は
大学生
社会人
独立リーグ
韓国二軍
NPB二軍
巨人三軍
それぞれの対戦成績をまとめてみる。
大学生 4勝2敗1引き分け
社会人 1勝4敗3引き分け
独立リーグ 14勝15敗
韓国二軍 3勝2敗
NPB二軍 0勝5敗
巨人三軍 4勝0敗
なかなか興味深い数字である。
独立リーグと韓国二軍は、レベル的に言うとNPBの二軍よりは下に位置付けられているのであろう。
ここでほぼ5割、つまり勝ったり負けたりの成績なわけだが
NPB二軍相手には0勝5敗。
一度も勝てなかったのである。
オリックスなり楽天なり対戦した二軍メンバーとしては
「三軍なんかに負けてたまるか」
という意地もあったかもしれない。
そして巨人三軍には4戦全勝。
2016年からスタートした巨人の三軍。
ソフトバンクとしてはうちの方が格上さ、とでも主張したいかのような成績。
ちなみに巨人三軍の今シーズンは84試合で44勝32敗8引き分け
実はソフトバンクよりも成績が良かったりはする。
ソフトバンクは四国アイランドリーグと韓国が相手、
巨人はBCリーグ、それから台湾遠征というすみわけも面白い。
0コメント