福岡ソフトバンクホークス斐紹と
東北楽天ゴールデンイーグルスの西田哲郎のトレードが決定。
まず斐紹から。
2010年のドラフト1位。
ポスト城島として期待されながらなかなか芽が出ず
昨年は開幕から一軍入りし
摂津、和田らベテラン投手の時はコンビを組んでいたが
5月に二軍落ちし、結局13試合の出場のみ。
そして今年は同期で育成入団の甲斐拓也が大ブレイク。
自身の一軍出場は1試合のみ。
二軍で90試合の出場も、栗原(70試合)、九鬼(21試合)と
若手捕手も成長中。
今後のことを考えると他球団で心機一転の方が可能性があるかもしれない。
楽天ではベテラン嶋に代わる正捕手枠のチャンスが与えられる可能性もあるし、
斐紹にとっては、いいトレードかもしれない。
そして西田哲郎。
斐紹より1つ上の26歳。
2009年のドラフト2位で
2014年は主にショートで131試合に出場。
茂木の急成長で出番が減り今年は22試合の出場。
年齢、格、年俸など多少の差はあるが
お互いに求めたパーツとしてはいいトレードだと思う。
西田はセカンド、サード、ショートが守れる右バッター。
今宮、松田のリザーブ
それと
本多、川崎、明石、高田と
セカンドならびに控えに左打者がそろう内野陣の中で
右の内野の新戦力は、ウエルカムなところだろう
・・・と、
右の内野手といえば
川島慶三。
日本シリーズ第6戦の
サヨナラヒットは、まだまだ記憶に新しいところです。
内野手
右打ち
かぶってますなぁ。
西田は26歳。
川島は34歳。
川島としては
左打ちの内野手が多いソフトバンクの中で、自分は貴重な存在
とFA残留を決めたら、あらら?西田???という気持ちもあるのでは?
もし西田が移籍するならFA宣言したのにぃ、
とか
逆に川島が残留宣言したのを見ての西田加入なのか?
私個人としては、
ソフトバンクセカンド候補の左打者多すぎにどうなの???と思っていたのでこのトレードは賛成です。
そして
大隣
山田
斐紹
と、これまでなら
もう一、二年様子を見ては?
というよく言えば温情
悪く言っちゃうと飼い殺しになる可能性のある行為をせず
自由契約やトレードに踏み出している
今オフのソフトバンクのストーブリーグ。
球界全体の活性化という意味でも、私は好意的に見ています。
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