二軍番長、二軍の帝王なる言葉がある。
二軍ではガンガン打つ、ビシバシ投げるのに
なぜか上(一軍)に上がると活躍できない。
そして二軍に落ちるとまた活躍する。
元広島の斉藤浩之や
元巨人の大森、福王
ホークスでも江川がウエスタン100本以上ホームラン打ってるよなぁ。
投手の二軍番長といえば山田大樹。
2016年9勝、防御率1.49で投手二冠
今年も10勝を挙げ二年連続のウエスタン最多勝。
しかし一軍では
2016年、2017年と共に1勝どまり。
2011年には7勝、2012年には8勝と先発ローテーション入りしていたが
ここ5年間で一軍登板数は僅かに16試合。
同じようにウエスタンで活躍も上で結果を出せなかった
岩嵜、嘉弥真が今年主力として結果を出しただけに
他球団に移籍させてチャンスを与えれば…
と常日頃思っていたところに戦力外通告。
そして東京ヤクルトスワローズへの移籍が決まった。
ヤクルトファンのブログや書き込みをいくつかチェックしたが
概ねウエルカムモードのようですね。
・無償トレードなんてありがたい
・タダでこんないい選手くれるなんてソフトバンクの戦力ハンパない
なぁんて声も出てましたね。
トレードにすると、相手もそれ相応の選手を出さなくては行けなくなり
それによって破談になるケースもあり、
今年のソフトバンクの大隣、山田の自由契約は
非情のように見えるが選手のことを考えた
そして球団内の新陳代謝を良くするいい決断だと思っている。
さて
ホークスからスワローズの移籍といえば
2014年シーズン途中の
川島・日高⇔新垣・山中のトレードが記憶に新しい。
この時も
・新垣出して勿体ない
・なんで新垣を
とマイナスなコメントを多く見たが
結果的には
川島 ソフトバンクの戦力として活躍
山中 ソフトバンクで2年で0勝からヤクルトで4年で14勝
と2人が期待以上の活躍をしてくれた。
さらにさかのぼると
1995年オフ当時のダイエーからヤクルトにトレードされた田畑は
ダイエーで4年間2勝だったのにもかかわらず
移籍1年目の96年に12勝、97年は15勝とエース級の活躍を見せた。
なのでホークスファンとしては、ヤクルト移籍の投手は活躍する、
というイメージが強い。
新垣は・・・は、省略する(笑)。
左腕不足が嘆かれたソフトバンクだったが、
ここ1.2年で若い左腕が増えてきた。
残念だが、今のチーム構成ではチャンスもどんどん減る流れだっただけに
山田にとって今回の移籍はチャンスになるはず。
そして何チームか移籍報道が出ていたが
一番良いチームに選んでもらったと思う。
来季はヤクルトで先発ローテ入り、
そして8勝以上挙げてカムバック賞を目指そう。
さ、次は、大隣の移籍先が決まるのを待つとしよう。
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