栃木なソフトバンクホークス(3)中村恵吾

2015年育成ドラフト8巡目で福岡ソフトバンクホークスに指名された中村恵吾。

高校では甲子園に出場できず、大学では怪我の影響で公式戦出場は1試合のみ。

それでも野球を諦められず2013年BCリーグの富山サンダーバーズに入団。

2年間で46試合に登板。

主にセットアッパーとしての活躍し、ソフトバンクに育成指名。

ドラフト全体のラストにあたる104人目の指名で

会見では

「あとは上へ上がるだけ」

と抱負を述べたが二軍で4試合に登板したのみ。

僅か1年で戦力外となってしまう、

育成で入団も一年で解雇はきっついよなぁ。

このとき中村26歳。

ソフトバンクの育成選手を見てると

高卒は3-4年、

大学社会人出身は1年2年でも見切りをつける。

厳しいという見方もあるが、それも温情かもしれない。


しかし温情を与えられても

はい、「そうですか」

とスパッと野球をあきらめる人もいれば

やれるところまでやろうとしがみつく人もいる。

中村は後者。

2016年は社会人野球のシンセリティー硬式野球クラブに所属。

さらには2017年に栃木ゴールデンブレーブスに入団。

3年ぶり3季めとなったBCリーグでの成績は

24試合に登板し5勝4敗防御率3.44

栃木の同僚・金子は合同トライアウトから

ふたたびNPBの世界を目指したが

中村恵吾は、参戦しなかった。

毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

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