2014年日本一の立役者で
秋山ホークス時代を支えた大隣憲司、
育成から先発ローテ入りまで果たした山田大樹。
ホークスの戦力であり功労者である二人が
今季シーズンオフに戦力外通告された。
「まだやれる」
「非情だ」
の声も出ていたが
一軍の支配下人数が決まっていて
143試合に出場できる投手野手の人数が決まっていて
さらに、育成、三軍、二軍からどんどん成長する選手がいるわけで
一般の大手会社のように社員増員、支社増設ができない
プロ野球の場合、上が弾き出されるのは当然の原理である。
今年中継ぎでブレイクした嘉弥真や
育成からベストナイン、ゴールデングラブ賞獲得まで急成長した甲斐だって
今年の成績次第では来年がなかった可能性だってなくはない。
厳しいプロの世界だからこそ一年一年が大勝負。
2018年オフに絶望を感じないためにも、
来季は結果を出して欲しい選手を
願望、応援を込めて列記する。
摂津正
2012年最多勝、5年連続最多勝(12-16年)、通算77勝
2017年 7試合0勝2敗 防御率5.61
先発で高騰する試合もあったが、勝ち星はつかず。
そして日本シリーズで1試合中継ぎ登板も1回3失点のピッチングは
全盛期を知っているだけで寂しいものがあった。
個人的には入団から2年間で72ホールドを挙げた
セットアッパーのポジションが復活のチャンスだと思うが
チーム方針は、どう出るのか?
大隣がいなくなった今、正念場の一年になるだろう。
五十嵐亮太
NPB 754試合60勝37敗70セーブ157ホールド
MLB 83試合5勝2敗4ホールド
2017年 46試合6勝11ホールド
数字だけ見ると悪くない一年だったが、夏場のケガ。
そして摂津同様日本シリーズの残念な投球を見ていると
年齢的な衰えも見える。
来季はプロ入り20年目。
ベテランの意地を見せられるか?
寺原隼人
通算278試合71勝80敗23セーブ8ホールド
2017年 24試合1勝2敗3ホールド
ダイエー⇒ソフトバンク⇒横浜⇒オリックス⇒ソフトバンク
来季で17シーズンになるのですね。
彼の経験は、若手投手には貴重な存在。
便利屋の一人として、工藤監督がベンチにずっと置いておきたい存在でいられるか。
近い将来兼任コーチなんてポジションも、彼には合いそう。
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