今春、6年ぶりにソフトバンクへ電撃復活を果たした川崎宗則。
帰国後初の公式戦となった4月4日ファームの試合には、多くのファンが詰めかけた。
4月28日には一軍昇格。
宗リンの一軍入りと同時にチームは連勝。
戦力としてはもちろんのこと、ムードメーカーとしてもチームを引っ張った。
しかし6年ぶりの日本。
そして天然芝でのプレーの影響で、両足のアキレス腱に痛みを抱え7月末に登録抹消。
9月に復帰を目指したが、ファームの試合に1試合出場したのみで
CS、日本シリーズへの出場は果たせず、NPB復帰元年は42試合の出場。
137打数37安打、打率.241でシーズンを終えた。
アメリカ帰りの川崎を見ていて一番感じたことは守備範囲の広さと送球の素早さ。
日本にいたころよりも動きがダイナミックになった印象を感じた。
その反面、バッティングは以前より大振りが目立ち、OB、解説者などから
「川崎はミートバッティングがウリだったのに今のフォームでは長続きしない」
といった指摘をラジオなどでよく耳にした。
本人いわく
「日々進化」
だそうだが、その真価が日本野球では合わなかったんじゃないかな。
助っ人外国人でも同じような成績で来日しても
日本で成功する選手とそうでない選手がいるように、
日本向けの野球に対応できるかできないかがカギになる。
アメリカでの6年を経て、ソフトバンクに復帰した川崎宗則。
今年は復帰元年で日本一。
4月の電撃復帰だし成績は、まぁね…という感じでいいとして
本当の真価が問われるのは2018年。
37歳になる、ベテラン宗リンの活躍に期待したい。
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