昨季福岡ソフトバンクホークスを戦力外になった
大隣憲司が千葉ロッテマリーンズの入団テストを受けるという
報道は以前から聞いていたが、大隣のほかにも2名の選手がテストを行うとのこと。
1人はBCリーグの富山GRNサンダーバーズ所属のフランシスコ・ペゲロ。
そしてもう一人が元ソフトバンク戦士の李杜軒だ。
李杜軒は台湾出身。
留学生として岡山県共生高校に進学し、公式戦1試合3本塁打を放つなど地元で話題に。
甲子園には出場できなかっただ、2006年高校生ドラフト4巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団した。
入団時から長打力に定評があり、右の長距離打者としての期待がかかったが、
一軍では2013年の43試合出場、3本塁打がキャリアハイ。
通算で63試合99打数25安打打率.253、4本塁打、13打点
2015年オフに支配下登録を解除。
2016年は育成選手として再起を計ったが、同年オフに解雇された。
2017年は中国のプロ野球CPBLの富邦ガーディアンズに入団したが
二軍戦に出場しただけでシーズン途中で退団。
ふたたび日本のプロ野球に挑戦するため来日する。
ロッテといえば、2016年シーズンオフも戦力外になった選手ら3人をテストし、
3選手いずれもが入団となった。
その時のテストを受けた選手は
・柴田講平(同年阪神戦力外)
・三家和真(元広島、同年BCリーグ石川所属)、
・猪本健太郎(ソフトバンク)
の3人だった。
テストで合格した3選手の2017年の成績は
・柴田講平
17試合出場33打数4安打⇒2017年オフ戦力外、引退
・三家和真
4試合5打数0安打⇒2018年も現役続行
・猪本健太郎(ソフトバンク)
8試合14打数2安打⇒2017年オフ戦力外、引退
3人中.2人が1年で戦力外。
厳しい世界ですな。
ただこの流れを考えると
3人に絞られたテスト生は、
よっぽどのことない限り合格する可能性が高いでしょう。
大隣はもちろんですが、李杜軒もふたたび
プロの舞台に戻ってくることはできるのでしょうか。
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