2016年のドラフト会議でホークスが1位指名したのは田中正義。
5球団の競合の中、工藤監督がくじを引き当てたのがこの年のドラフトのハイライトであるが、
2位以下は4位までの3選手を指名。
指名選手がいずれも高卒と、「育成」に力を入れているホークスらしいドラフトだった。
この年のドラフト2位3位4位だった高卒ルーキーも
今年で3年目を迎える。
3位九鬼隆平
甲子園で活躍し、U18でも首相として活躍した九鬼隆平。
入団時点ではホークスの正捕手は
高谷、鶴岡といったベテランが中心で
山下が伸び悩み14年入団の栗原がこれからの予感。
この時点では、栗原、そして九鬼が3-4年後の正捕手候補なのかなと見ていたが、
甲斐さんごめんなさいで大ブレイク。
その結果、鶴岡が去り山下も去り、
ホークス捕手事情も一気に変わってきた。
2017年の九鬼は三軍で主軸を張り、二軍戦も出場。
フレッシュオールスターにNPBウエスタン選抜とさまざまな舞台を踏み
2018年は一軍入りも視野に・・・と思った矢先のケガ。
ケガ人続出で急きょ堀内を支配下登録させ、市川を日本ハムからトレードで獲得。
もしもケガをしていなければ、春の一軍デビューもあったかもしれない。
2018年の二軍出場はルーキーイヤーの21試合よりも少ない15試合。
三軍では打率3割超えと結果を出したものの、二年目は納得のいくシーズンとは言えなかったでしょう。
三年目の今季は、シーズン通してケガをしない体つくり。
そして甲斐、栗原とは異なるアピールポイントの確立でしょう。
打撃を生かすための野手コンバートも視野に入れながら、2019年は九鬼にとって大事な一年となるでしょう
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