千葉ロッテマリーンズの福浦選手が、
今季限りの引退を発表しました。
北海道日本ハムファイターズの田中賢介もそうですが、
シーズン前に
「今年で引退」宣言。
シーズン半ばで
「ダメかな???」
と思われて引退するより
「今年で辞めます」
の惜しまれて引退のケース。
今後増えるかもしれませんね。
ところで福浦の引退で1993年ドラフト組の現役がすべて姿を消すことになります。
1993年といえば根本陸夫監督の1年目。
45勝80敗という大負けっぷりで3年ぶりの最下位。
そして16年連続Bクラスという、超暗黒期でした。
そんな1993年シーズン後のドラフトでホークスは誰を指名したのか?
1位 渡辺秀一 投手
2位 小久保裕紀 内野手
3位 吉本一義 投手
4位 義武真太郎 投手
5位 澤田剛 投手
当時の1位2位は逆指名。
1位の渡辺はルーキーイヤーから先発ローテ入りし8勝。
新人王を獲得。
95年5勝、96年9勝と先発の一角で活躍したが、
ケガで出番が激減。
それでも99年は中継ぎ中心に22試合に登板。
負けゲームで試合を作って逆転勝ちなんて試合もあり、
福岡ダイエーホークスの初優勝に貢献しました。
小久保は、説明不要ですね。
3位の吉本は、投手入団も3シーズン目から野手転向。
96年一軍デビューを果たすも、一軍通算34試合。
僅か6安打と活躍できず2000年で退団。
その後1年のブランクを経て、2002年から2年間
韓国のLGツインズでプレーしていました。
4位の吉武は先発、中継ぎで活躍。
ホークスには13年在籍し28勝40敗52ホールド。
特に2005年は61試合に登板し32ホールドと勝利の方程式の一角として活躍しました。
ところが2006年オフ、FAの人的保障で巨人へ移籍。
そのFAでホークスにやってきたのが、同期の小久保。
小久保と入れ替えに巨人へ移籍した吉武は、2年間で2勝を挙げるも
2008年で戦力外となり引退しました。
5位の澤田は一軍キャリアは無く、4年で退団。
こうやってみますと、5人中4人が一軍入り。
うち3人は万年Bクラスのホークスが浮上し、
1999年の優勝に貢献してるんですねぇ。
この項続きます。
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