2017年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団した高橋礼。
昨季はルーキーながら一軍公式戦12試合に登板。
うち3試合は先発として登板し、
下剋上を演出した西武とのクライマックスシリーズでも先発として登板。
チームの勝利に貢献した。
さらには侍ジャパンにも選出され、日米野球でも登板。
牧田二世と呼ばれるアンダースローでのピッチングが大きく注目された。
ルーキーイヤーとしては十分な結果を残した高橋礼。
さて今季はどのような使われ方をするのか?
先発としての出番もあったが、CSの西武打線に5回になって捕まったように
長い回のピッチングは不向きではないかと考えている。
大リーグに行く前の牧田が中継ぎで1イニング、時にはロングリリーフもして
チームをいい流れにもっていくアクセントとして活躍したように、
高橋礼もワンポイントからショート、ロングリリーフと
チームに流れを呼びたい場面で使うのがいいんじゃないかな。
あと、たびたび話題になっているオープナー。
これも高橋礼は向くと思う。
特に千賀やバンデンハークのような速球投手が控えてる試合で
高橋礼が先発し、1回2回を抑える。
そして2回か3回あたりから千賀が登板。
相手打線も高橋から千賀となれば、かなり惑わされると思う。
しかも高橋礼は先発キャリアもある。
だからオープナーで1イニングかと思いきや2回3回と投げる。
「ん、いつまで投げるんだ?」
と思わせて4回から千賀が出てきて6イニングピシャリ。
またある時は1回投げてすぐ降板し、5回裏に発表される予告先発で
なんと2試合連続のオープナー・・・とかね。
むかし予告先発を逆手に取り打者一人で投手を変えて批判を浴びたチームがあったが
オープナーの存在によって、予告先発を手玉にとれるチャンスでもある。
先発は左のミランダかそれとも右の松本か。
と相手が迷う試合でオープナー高橋礼。
この後右が出るのか左が出るのか、
さらに高橋礼は何回投げさすのか。
相手ベンチを惑わす存在としてこれほどふさわしい投手はいないと思う。
もちろんオープナーになると
勝ちもホールドもつかず、つく可能性があるのは負けのみ。
数字の上ではおいしくないポジションであるが
その辺は査定をしっかりして
オープナーといえば高橋礼という、日本の新しい野球スタイルになってほしい。
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