西日本スポーツに昨年の福岡ソフトバンクホークスドラフト1位指名
甲斐野央投手のインタビューが掲載されていた。
メディアというフィルターをかけて活字になると
本人の伝えたかったことと実際の言葉のニュアンスが大きく変わることがある。
口下手な人がボソボソ話すと、ネガティブなワードが目立ったり
気遣いのできる明るい人がリップサービスも含め喋ると活字ではビッグマウスに映ったり。
甲斐野投手のインタビューを読んだ感想としては
ひじょうに性格のよさそうな、そして頭のいい人という印象を感じた。
なかでも印象的だったのは、記者からのドラフト1位だから注目される?という質問への回答。
「ありがたいことですが、ファンの方はホークスが好きという感じ。柳田さんや松田(宣)さん(を見たい)というのもあるんでしょうけど、個人というよりチームの応援に来ているんだなと思います」
すげー冷静。
そして、入団時に目標として「新人王」をあげていたことにも、
「新人王が簡単に取れないことは分かっていましたが、プロに入ってレベルの高さが分かった。『俺、何言ってたんだ?』という気持ちもあります」
おぉ、客観的。
謙虚や卑下とも違う。
冷静に自分が見えている感じがする。
ただ気になったのは、シートバッティングで球速は出てるが主力選手に立て続けに外野に打球を飛ばされたこと。
ある評論家は、球は速いが軽い、などと評していてちょっと心配な部分も。
甲斐相手に三振を取ったフォークボールはウイニングボールとして使えそうだし、
中継ぎの方が向きそうな感じはするが、今後どのような使われ方をするのか。
紅白戦、そしてオープン戦でのドライチ君の動向に注目したい。
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