一流打者の証の基準とされる2000本安打。
NPBで2000本安打を打っているのは全部で52人。
そのうち22人は2000本台。
通算安打が2000~2099本。
さらに2100台も含めると32人。
半数以上が2200本以内なのだ。
駒田やラミレスが2000本安打達成で戦力外になったり
2000本達成で「燃え尽き」のように引退する選手が多い。
もし名球会が2222安打(そんな中途半端な数字絶対ないが)だったら、
おそらく2200安打以下の選手のほとんどがもう1-2年長く現役を続けていたことだろう。
2000~2200が32人もいるように
惜しくも2000本安打に届かなかった1800~1999安打は実に20人もいる。
ホークス在籍経験のあるOBでは
松永1904
大村1865
石毛1833
在籍チームさえあれば2000本のチャンスは十分あった選手ばかり。
松中1767
もね。
ミスターファイターズと言われた田中幸雄は
36歳のシーズン(2013年)で66安打。
前年の130本から大きく減らし翌2014年は20本。
年齢的にも戦力外、引退になってもおかしくない成績だったが
この時点で通算1921安打。
ファイターズ一筋の田中幸雄に2000本を打たせよう!とチームも後押し。
2015年46安打
2016年15安打
そして2017年30安打で2000本突破!
そのシーズンで引退した。
ロッテ福浦は2012年から7年間。
最多で45、最小で20ながらコツコツ安打を積み重ね昨年2000本安打に到達した。
と長々と前ふりをしてやっと松田宣浩の話。
昨年まで積み重ねた安打は1499本。
最近5年間の安打数は
2014年118安打
2015年153安打
2016年142安打
2017年140安打
2018年128安打
昨年は8番を打たされたりスタメンを外されたりと苦しいシーズンだった。
今年は心機一転背番号を5に戻した。
今年はキャリアハイを目指す。
タイトルを取る。
と珍しく強気な目標を語る松田。
5月で36歳になる松田にとって、ここからは1年1年が勝負。
130安打×4年だと39歳で2000本に達成する。
今年と来年で300本くらい打てば、
田中や福浦のように控えに回ってもチームがサポートしてくれるかもしれない。
どちらにしても今年だな。
今年スタメン落ちが増え、
80安打くらいで終わったら2000本なんて言えないしね。
去年も打順が下がったりスタメンを外れた翌日には結果を残した。
尻に火が付くと熱くなる。
アツ男の2019年は、アツく燃える一年になるか!!!
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