平成ホークス30年私的観戦ベストゲームス
第6位
1999年8月19日
福岡ダイエーホークスvsオリックスブルーウェーブ
私が初めて福岡に訪れたのは1999年8月17日。
西武、オリックスと三つ巴の優勝争いをするホークスは、
この日からオリックスとの3連戦でした。
まず初戦は工藤が好投し勝利。
2戦目は松中のサヨナラヒット。
2連勝で迎えた第3戦。
序盤で0-3とリードを許す。
初の福岡観戦で2つ勝てればいいななんて見に来てた自分としては、
正直2連勝できたので今日は負けても仕方ないかなという気持ちはあった。
7回までゼロ更新で8回もツーアウトランナー無し。
「試合終わったらどこに飲みに行こう」
なぁんてのんきなこと考えてたら二死からランナーが二人出て4番の小久保。
この年の小久保は2割台前半の絶不調ぶり。
それでも王監督に4番で使い続けられた小久保が
ここで維持の一振り。同点スリーラン。
マジかい!
もうこうなったら逆転しよう!3連勝しよう!
あの一打で一気に球場内の空気が変わったのを覚えている。
実はこの日、内野スタンドで見てたのだが、
同点になってライトスタンドの盛り上がりに入りたくなって席を移動。
(当時の外野は指定ではなく自由席…でも内野席の人が入っちゃホントはダメだけどね)
9回サヨナラだ―――と盛り上がるも無得点。
10回こそ―――もまた無得点。
それどころか11回に失点してしまう。
ここまで粘って負けるのは悔しいなぁ・・・
なぁんて思っているとドラマが11回裏にやって来た。
我々が応援するライト方向にボールが飛んでくる。
「入れ―入れ―」
気が狂ったように叫んだ記憶がある(笑)。
柴原のサヨナラスリーラン。
ライトスタンドの名前も知らないファンたちと
ハイタッチしたり抱き合ったり
あの3連勝で9月まで福岡にいようって決めた、
北のホークスファンの1999年でした。
0コメント