平成ホークス30年私的観戦ベストゲームス
第5位
2014年10月15日
福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズ
首位独走から後半大失速。
本拠地での今季最終戦でオリックスを破り、
辛くも3年ぶりのパリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークス。
そのオリックスがファーストステージで敗れ、
クライマックスのファイナルに駒を進めたのは北海道日本ハムファイターズだった。
当日レフトスタンドには、大勢のファイターズファンが
「北海道からはるばる福岡までCS見に来るなんてご苦労なこっちゃぁ」
と思いながら・・・あっ、俺もだ(笑)。
試合はオリックスとの最終戦でも好投した大隣が先発。
6回まで1-0とリードも7回、中田翔に一発を浴び、さらにもう一点取られ逆転。
シーズン最終戦から時間が空きすぎて、選手の動きが明らかにぎこちない。
ファイターズ相手に点を取れないまま2-1で9回に。
しかし9回裏チャンスが訪れる。
ワンアウト2.3塁でバッター吉村。
相手の投手はクローザーの増井。
しかし増井にはホークスって相性いいんだよね。
特に自分が見る試合では、いつも増井を打ち崩す。
そんな試合を札幌ドームでも何度も見ていたが、
この日も見せてくれました。
吉村の打球は前進守備のセンターの頭を抜ける。
「抜けろ抜けろ抜けた――――」
外野を転々と転がるボールを見て叫んでいるうちに
セカンドランナーがホームを踏み逆転サヨナラ。
トボトボと三塁ベンチへ戻るファイターズ選手たちをかき分け、
吉村が全力で駆け抜ける。
初CS観戦でいきなり勝ちゲームを見れてラッキー――
だったが、その後2連敗(観戦は3試合のみ)。
公式戦同様、ギリギリの戦いで最終戦またしても大隣が好投しCS制覇。
それだけにこの初戦の勝利は、めちゃめちゃ大きな一勝だった。
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