前回登板で7回までノーヒットピッチングだった和田毅が、
中10日で登板したオリックス戦、6回1安打無失点ピッチング。
その3日前には石川柊太も中10日登板で7回2安打1失点。
石川もその前の試合は6回無失点。
石川といい和田といい、先発で好投したにもかかわらず登録抹消で中10日空けての登板。
二人が10日空けてる間に千賀が復活。
他球団から見たら羨ましい先発布陣だろうが、
例年と異なる連戦試合数と選手に負担がいつも以上に多い2020年は、
投手の無駄使いを最小限に抑えたチームが制するのではないだろうか。
ケガ明けで復帰した千賀が
7/7火曜5回
7/14火曜6回
と中6日で2連勝。
工藤監督は「6連戦の頭で千賀」
と話していたが、ここだって無理する必要はない。
少し前になるが2014年のホークスは
中10日のローテーションを最大限に使っていた。
摂津、帆足、中田、大隣、スタンリッジ、飯田、東浜、岩嵜
主にこの8投手が先発だったが、
大隣は病気明けということで、登板⇒抹消を繰り返す。
フル回転はスタンリッジと中田。
そして摂津にはエースの役割を与えながらといった感じ。
で、徐々にピッチを上げた大隣がシーズン最終戦。
そしてCS、日本シリーズで好投し日本一になった。
もし夏場から大隣をフル回転していたら、短期決戦でのあの活躍は見れなかったかもしれない。
120試合といつもより短いシーズンを1位で通過し、
さらにCS、日本シリーズを勝ち抜くためには、
贅沢すぎるほど余裕を持ったローテーションで乗り切るのが手だと思う。
今週の先発は
千賀、和田、バンデンハーク、東浜、二保、石川
二軍では大竹、武田、松本がいる。
今年は貴重な中継ぎの一角となっている高橋礼だっている。
フル回転するのは11月から。
最後のスパートのためには、無理のないローテーション、それでいて確実に白星を増やす。
それができる布陣は十分にそろっている。
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