日本人なら多分誰でも知っているであろう、毛利元就の三本の矢の話。
1990年代の西武ライオンズの中継ぎ「杉山・鹿取・潮崎」がサンフレッチェと呼ばれたように、中継ぎの勝利の方程式は3本の矢で挑むケースが多い。
先発が6回まで投げ、7回からは3本の矢。
これで土日をオリックスに勝利したのが福岡ソフトバンクホークスだった。
いずれも完璧ではない。
1点差に詰め寄られるも逃げ切った。
18日
2-0とリード
7回高橋礼 1失点
8回モイネロ 無失点
9回森 無失点
2-1で勝利
19日
3-0とリード
7回高橋礼 無失点
8回モイネロ 2失点
9回森 無失点
3-2で勝利
いずれも矢が1本崩れてしまったが、ほかの2本が無失点で勝利の方程式が完成した。
もちろん誰も崩れずに勝てるのがベストではあるが、100%上手くいくとは限らない。
その中で、悪いなりに最少失点に抑え勝てたのだから、今週の継投は成功!
前半の4連戦で、主力中継ぎをほぼ使わず、若手を多く起用できたのも、プラスに作用しただろう。
そして、今日の試合で言うとMVPは8回裏ギータのスーパープレー。
1点を取られ、なお一死満塁からセンターへの犠牲フライ。
タッチアップからホームを狙う三塁ランナーではなく、
サード松田へノーバン送球。セカンドランナーのタッチアップを封じ、
1点差に詰め寄られるも二死一塁。
もしホームに投げていれば、1点差でなお一死一、三塁だったわけだからあのプレーは大きかった。
楽天に4勝2敗
オリックスに5勝1敗。
ついに首位楽天とのゲーム差は1.0!
来週は福岡に戻り、日本ハムとの6連戦!
0コメント