ソフトバンクホークス惜別2020(4)小澤怜史

小澤怜史 投手

1998年3月9日生まれ、静岡県出身。

日大三島高校卒業。

2015年ドラフト2位でホークスに入団。

2017年一軍昇格。2試合に登板する。

その後一軍登板機会がなく2018年自由契約。

2019年から育成契約。

2020年オフ戦力外。


2014年秋山政権ラストイヤーを日本一。

そして工藤監督一年目も日本一を達成した2015年。

ドラフト1位指名は高橋淳平。

3球団競合で、工藤監督が当たりくじを引き当てた。

当てた…といっても残りくじに過ぎなかったが、

このころはよかったけど、その後はちっとも当たらないなぁ。

今年も佐藤逃したし…。

この年ドラフトでホークスに指名されたのが6選手。

1位 高橋純平

2位 小沢怜史

3位 谷川原健太

4位 茶谷健太

5位 黒瀬健太

6位 川瀬晃

1位から6位まで全員高校生。

ホークスは余裕があるなと言われたドラフトだったが、

あれから5年。

この中で今季1郡でプレーしたのは川瀬のみ。

高橋はケガで出場なし。

茶谷はチームを去り、

黒瀬は育成、谷川原は二軍でいろんなポジションを守ってる。

そして小澤怜史は戦力外になった。


一軍デビューは2年目の2017年。

大差のゲームで9回に登板すると、1イニング無失点ピッチング。

この試合の殊勲者ではないのだが、ファンサービスと若手のモチベーションを考えてか

デビュー戦でヒーローインタビュー。

お立ち台に立った小澤。

ドラ1の高橋淳平より先にヒーローになった小澤だったが、

これが最初で最後のお立ち台となってしまった。

一軍登板は2試合のみで翌年自由契約。

150キロを超える速球が武器だったが、

2018年に故障。

2019年は二軍で8試合。

今季は二軍での登板は6試合のみ。三軍が主戦場となっていた。

今後は合同トライアウトを受験。

デビュー戦でいきなりお立ち台に建てた持ってる男・小澤。

土俵際の23歳がトライアウトで、再び脚光を浴びることはできるのか。



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【追記】

小澤はトライアウト参戦後、東京ヤクルトスワローズへの育成入団が決定した。

山中、五十嵐、山田、長谷川らホークスからヤクルトに移籍後も一軍でプレーする投手が多い。

まずは育成からのスタートだが、来期の小澤の活躍を期待したい。








毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

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