昨年U-23でソフトバンクの真砂が大活躍。
日本が優勝しMVPに選出された。
ニューフェイスのブレイクに
外野のレギュラーに真砂が入るのでは?
と報道するメディアも多かったが
キャンプ、オープン戦を駆け抜け、
一軍ベンチ入り、
そしてライトのレギュラーを奪ったのは
一才下の上林だった。
2010年ドラフト1位。
ポスト城島の期待を一身に受け
ソフトバンクホークスに入団した山下斐紹。
毎年今年こそ今年こそと期待されながら
なかなか正捕手の座を奪えずにいた中、
同期入団の育成出身・甲斐が正捕手の座を奪い
守備のベストナインであるゴールデングラブ賞も獲得。
そして斐紹は今オフ、楽天へとトレードされた。
あの時こうなっていたら
もしこれとこれが逆だったら
勝負事
人生
いろんな出会いやきっかけがある。
我々の生きる世界には
タイムマシーンがないらしいので
一度起こった出来事は過去には戻れない。
もっと練習しておけば
あの時無理をせず休んでいれば
成功しなかった野球選手がよく口にする言葉。
指導者やチーム環境で
うまくいく人、その逆の人もいる。
昨日のトライアウト参加選手だって
全員がその年のそのエリアの代表選手としてプロ野球選手になれた選手。
全員チームの主軸として活躍したり
WBCに出場したりメジャーリーグに行けた可能性があったわけだ。
たまたまですよ。
運がよかった。
うまくいった人ほど
それを自慢せず謙虚な姿勢を見せる。
でも
たまたまや
運をつかむのも
才能だ。
昨年の今頃、侍ジャパンなんて遠い遠い先だった
上林と甲斐が今日からJARANのユニフォームを着て
アジアチャンピオンを目指す。
思いっきり爪痕を残して
「やっぱりソフトバンクの選手はスゲーな」
と思わせるアピールをしてほしい。
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