今季ソフトバンクを自由契約になった大隣憲司。
新たな活動場所を求めたトライアウトでは
最速141キロを記録。
打者4人に対し2三振と大きなアピールを見せた。
2016年希望枠で入団し、
2008年には11勝。
大病を患った後、
秋山監督ラストイヤーとなった2014年には、
勝ったら優勝の最終戦で先発。
CS、そして日本シリーズでも好投し
日本一に貢献したのは記憶に新しい。
しかし2016年2017年ともに一軍での登板は1試合のみ。
ファンの間では去年も今年も
大隣を何で一軍に上げないんだ!
の声も多く出たが、
ファームの成績は
2016年 22試合9勝4敗 2.52
2017年 22試合6勝4敗 5.20
この数字だけで評価するのは酷だが、明らかに成績は落ちている。
トライアウトでは格の違いを見せた大隣だが
先発タイプなので、短いイニングだけでは評価できないという声も。
ソフトバンクの功労者であり、引退してそのまま指導者やスタッフになるのかなと
思っていたが、本人は現役続行を希望。
こればっかりは
他人がどうこうではなく、決めるのは自分。
「まだやれる」
と言われても、自分で限界が見えれば止めるし、
「もう止めたら」
と言われても、しがみつきたいひとは、何としても野球を続ける。
頑張ってほしいが、トライアウト開始前にヤクルトから
誘われた山田と違い、大隣にはまだ朗報は届いていない。
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