出場選手登録29名はソフトバンクに得か損か?

これまで一軍選手登録28名ベンチ入り25名だったNPBが

来季より出場選手登録を1名増加。

一軍選手登録29名ベンチ入り25名体制になると発表された。


昨日のニュースでは、マシンガン継投を得意とする

DeNAベイスターズが中継ぎを1名増やせることで戦いやすくなる

みたいなことが書かれていたが、

1名増えてどんな球団が得をして、逆に損する球団はどのようなタイプのチームなのだろうか。


29名になるといっても、ベンチに入れるのは25名変わらず。

つまり出場選手登録がありながらベンチに入れない選手が4人いるってこと。


単純に考えて有利な球団は、先発ローテーションがしっかり確立されている球団。


5人の先発投手が固定されている場合、

当然ながら登板を終えても登録抹消することは無く、

ベンチには入らないが、出場選手登録されたままになる。


1人が先発し、他の4人の先発がベンチに入らないと

ベンチ入りメンバーはこれまでなら24名。


それが29名制になるので5名の先発のうち4名がベンチから外れても

25名フル体制のベンチ入りメンバーで挑める。


1人増えたから中継ぎを増やせる

捕手を3人入れながら当日のベンチ入りを2or3にする


みたいな方法も書かれていたが、

ベンチ入りの人数が増えるわけでは無いので

使い方次第ではあるが、激しく有利に動くとは考えられない。


先発5名をきっちり確立できる球団。

これが29名制になって一番得する球団なんじゃないかな?


ホークスは優勝した時なんかは5枚6枚の先発枠がしっかり確立してるわけだが、

8月前半まで5割を行ったり来たりだった昨年は、あやふやな感じだった。


CS⇒日本シリーズと撃破した後半も

固定先発は、千賀、東浜、バンデンハーク、ミランダの4名。


去年の後半のような感じだと、ベンチ入りメンバーのために

ローテの谷間や捕手、野手のスイッチが増える感じになりそうだが、

どちらかというと5枚きっちりそろえた方が

ホークスらしい戦いができると思う。


ではその1枚をどこに使うのか。


投手

ポストシーズンのような第二先発を作る戦いなら投手でしょう。

武田、石川、高橋礼

この3人がいつでもスタンバイするブルペン陣は、かなりの脅威である。

捕手

2名体制にしてリザーブで1名を待機。

先発が弱い時、継投が予想されるときは3枚目の捕手をベンチに入れる。

野手

お試し若手、または代打枠の拡張。特に交流戦なんかは、右と左の代打を2枚ずつ用意しておきたい。


1枚選手枠が増えることで、監督の戦術能力も試される。

各球団の監督の采配にも注目したい。


毎日ソフトバンクホークス~北のホークスファン~

北海道生まれ北海道育ちのホークスファン歴40年。 ホークスが好きすぎて、1999年仕事退職後、2ヶ月福岡に滞在し、王ホークスの胴上げを福岡ドームで見る。現在札幌で広告代理店を運営。雑誌、ラジオ番組などにホークスファンとしての執筆、出演も。 【ホークス関連の主なメディア歴】 ・野球太郎・スポーツノッチェ・別冊宝島・ホークス歌の応援団(RKB毎日)・カムズ北見・アルバイト十勝他

溝手孝司

札幌在住。
劇団⇒ラジオパーソナリティ⇒タウン誌ライター⇒放送作家⇒フリーペーパー編集長などを経て2011年、広告代理店(株)ユータスネットを創設。
創設と書いたらなんかカッコいいが、社員ゼロ、一人社長の札幌一小さい広告代理店です。

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